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中世後期の城で、尾張守護代織田敏広の居城だった。別系の織田敏定と対立、岩倉の織田、清州の織田の二家が尾張を南北に分けていたが、永禄元年(1558)信長に攻められ、翌年落城した。
児童遊園地・子供の家・野外演舞場等の一般公園施設・植物園施設・ゴルフ場・各種運動施設からなる。
市内を一望できる高さ55mの展望塔。
知立の歴史コーナー、宿場町池鯉鮒コーナー等があり発掘出土品や民俗資料等を展示している。(図書館と併設)
八橋かきつばたの歴史と文化及び在原業平や方巌売茶竹製笈(県指定文化財)など数百点の文化財が保存されている。
八橋かきつばた園として整備された回遊式庭園で、5月上旬には約3万本のかきつばたが咲く。古くからの名勝で、多くの歌人たちによる名歌が生まれた。中でも『伊勢物語』の中で在原業平が「かきつばた」の5文字を句頭に入れて詠んだ「からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞおもふ」が有名である。庭園内にはその歌碑と業平像が建てられている。毎年4月27日〜5月26日まで「史跡八橋かきつばたまつり」が開催される。
知立神社境内を挟んで、西公園と東公園に分かれている。昭和30年、32年、35年の3回にわたって明治神宮から贈られた60品種が植えられ、昭和62年に東公園が増設された。毎年5月25日〜6月20日まで開催される「知立公園花しょうぶまつり」には、紫色や白色の見事な花を咲かせ、訪れる人々の目を楽しませている。
臨済宗。平安の歌人在原業平の旧跡として、また5月に開花する、かきつばたの名勝地として有名である。なお1812年頃方巌売茶翁により再建が行われ、杜若庭園もこの時完成した。
三河三弘法第一番札所で弘法大師の自像三体の内の一体「見返弘法大師」を祀る。毎月旧暦21日の命日には参道に多くの店が出て、県内外から多くの善男善女の参拝で賑わう。
池鯉鮒大明神と呼ばれ、江戸時代東海道三社の一つに加えられた名社。境内に建立されている「多宝塔」は国の重要文化財である。祭礼である知立まつりが、5月2日、3日に行われる。