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2002年春にオープンした、新しい湖畔の公園。敷地内にはバラをはじめ四季折々の花々が咲く西洋式回遊庭園(イングリッシュガーデン)や、レストランやカフェ、会議室などを設けた「びわ湖大津館」などがあり、チャペルも新設され結婚式場としても利用できます。また、多彩なイベントも開催されています。
2002年に整備された柳が崎湖畔公園内の西洋式回遊庭園。英国の庭づくりの伝統と精神にこだわったイングリッシュガーデンです。湖畔に広がる約6,000平方mの庭園には、バラ約100種2,000株のほか、ハーブなど四季折々の花が色鮮やかに咲き誇ります。また、冬季休園中には周辺一帯でイルミネーションで彩られます。
客殿の東側にある庭園で、明智光秀が干菜寺宗心に作庭させたといわれており、集団石組を配し、枯山水を基調に珍しい立花の構成を応用しています。石組の傑出した技法にソテツの刈込がみごとな調和をなしており、一見の価値があります。また、宝塔笠手水鉢も有名。特別拝観可・事前連絡要。
光浄院は三井寺山内塔頭寺院のひとつで、客殿は国宝にも指定されています。狩野派による華麗な障壁画が残されていて、桃山時代の代表的な書院造建築として極めて貴重です。庭園は客殿と一体となってその奥深さを巧みに表現しており、書院の縁の真下から東西に長く続く池には石を配し、山畔には枯滝の石組みを組むなど、配石・配樹を流れるように華麗に工夫された庭園です。
江戸初期の作とされる池泉回遊式庭園。権現川の水を取り入れた滝組や立派な石橋が架かる池など、縁側からゆっくり鑑賞することができます。
走井の名水を持つことで著名な月心寺の庭園で、江戸時代中期の「築山庭造伝」にも「追分走井の庭園、景の中にくわしく意をふくみたるすがた」と紹介される名庭です。庭の中に作った人の思想が表れているということで、水を十分に生かした趣のある池泉回遊式庭園です。特別拝観可・事前連絡要。
宸殿に南する広大な庭園で、国指定の名勝・史跡です。中央に細長い池を掘り、池の背後は自然の地形を利用した築山、池中には中島が築かれ、石橋が架けられています。低木や大木を組み合わせた樹木の配置も見事。
約千坪の庭園は国の名勝指定で、大宮川の清流を取り入れた曲水を主体とし、八王子山を借景としています。地形を巧みに利用した滝組と築山や、天の川席と呼ばれる全国的に珍しい茶室が風情を演出しています。大正年間に建てられた2棟の茶室と四阿(あずまや)は市指定の文化財です。
日本画家・山元春挙の別邸。2つの小丘を覆うゆるやかな芝の曲線、その間に配した白砂の流れ、小ぶりの松など、すべて琵琶湖と対岸の三上山(近江富士)を借景として意識し、配置されているため見事に調和しています。「蘆花浅水」という名にちなんで、手水鉢の周りにアシ(蘆)が植えられています。
雄大な琵琶湖と三上山を借景にした池泉回遊式庭園。日本美術を世界に紹介した、米国人フェノロサが絶賛した景勝地にあり、紅葉は特に圧巻。フェノロサと親友ビグローの墓があることでも有名です。