芦屋釜の里
福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿1558番地3
芦屋には、古くから優れた茶釜を造る鋳物師達がいました。彼らの造る茶釜は芦屋釜と呼ばれ、その優美な形、美しい文様は、京の貴人たちにもてはやされました。芦屋釜の製作は江戸時代初期に途絶えていますが、現在でもその評価は高く、茶釜の国指定重要文化財9点のうち、8点までを芦屋釜が占めています。芦屋釜の里は、平成7年に芦屋釜復興を目的として設立されました。約3,000坪の日本庭園内には、復興工房のほか、資料室、茶室、抹茶処が点在しています。園内を彩るたくさんの植物は、季節ごとに様々な表情を見せ、来園者の目を楽しませてくれます。