全日本の観光地へ
古文書、典籍、絵画、絵図。国指定重要文化財「大友家文書」「鷹尾神社大宮司家文書」「立花家文書」をはじめ、筑後地方にある古文書を収集、保存、整理して公開している。常設展と年一回の企画展を開催。
大きな造り酒屋であった北原白秋の生家は、土蔵造りの古風な建物。明治中頃の白壁を残し、内部には白秋の遺品や原稿、写真などを陳列。裏手には蔵造り風の歴史民俗資料館(白秋記念館)があり、2階の白秋コーナーでは白秋の一生とその文学活動を立体的に解説。
旧藩主立花家の家宝等を展示。
有明海の干潟で潮干狩りが楽しめます。対岸の雲仙の山々に没する夕日に、干潟が照り映える光景は、まさに絶景である。
第9回芥川賞受賞作家。豆腐好きの故人にちなんで豆腐型の文学碑が建てられている。毎年12月第1日曜日に碑前で「長谷健とうふ忌」開催。式典後には参加者に湯豆腐がふるまわれている。
国文学者。近世文学の研究で知られ、国語教育の基礎づくりに尽力した。東京帝国大学教授。東洋大学学長。毎年12月1日に顕彰祭が行なわれている。
「一に白秋、二にうなぎ、三に…」といわれる名物のうなぎの霊を弔い供養するため、作家劉寒吉の「筑後路の旅を思へば水の里や、柳川うなぎのことに恋しき」の自筆の短歌が刻まれている。毎年7月中旬にうなぎ供養祭が行われている。
「火宅の人」等の作品で知られる直木賞作家檀一雄の文学碑スタイルの墓。福厳寺には芥川賞作家長谷健の墓もある。
有名な“帰去来”の詩碑が白秋の童謡「からたちの花」にちなんだからたちの生垣に囲まれて立つ。文学碑前の広場では、毎年1月25日に白秋生誕祭、毎年11月2日に白秋祭式典が開催されている。
安東省菴、元和8年(1622)〜元禄14年(1701)。朱舜水に師事して藩学の伝統を築いた儒学者安東省菴とその一門が眠る墓所。福岡県指定史跡。