小原休憩所
鹿児島県大島郡伊仙町小島
徳之島南西の犬田布岬から続く断崖絶壁下に広がり、崖上から眼下に見る光景には絶賛させられる。全島口説にも唄われる落望30mの滝があり、数々の奇岩などもあり、その昔湯治(天然温泉)での治療効果を求めて島内は勿論、奄美全域から客が押し掛け賑わっていた。まさに癒しの原点ともいえる。また、ここで縄文時代に追い落とし食べていたとされるシカ等の化石も出土されていて、「生活の拠点」であることがうかがわれる。崖上の休憩所からはその景観が一望でき、天気等の条件がいい日には水平線に沖永良部島や沖縄県の無人島・硫黄鳥島も遠望できる。近くには、硫黄鳥島の火山灰層も出土されている。