大阪府立近つ飛鳥風土記の丘
営業:9:30〜17:00 定休日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、12/28〜1/4
奈良の飛鳥は「遠つ飛鳥」といい、大阪・羽曳野市、太子町の二上山西側の山麓一帯を「近つ飛鳥」という。古代の近つ飛鳥一帯は、渡来人が持ち込んだ高い文化が栄えた地域で、周辺には6世紀以降の群集墳が広がっている。そのうちのひとつ、一須賀(いちすか)古墳群を史跡公園として整備・保存しているのが、大阪府立近つ飛鳥風土記の丘。約29haの園内に、直径15m前後の円墳が(一部方墳)102基、うち40基が横穴式石室のもので、石室の内部に入って見学も可能だ。これらの古墳群から夥しい数にのぼる出土品は、近くの近つ飛鳥博物館内で展示・紹介されている。博物館からは近つ飛鳥風土記の丘全体を一望できる。