奥山久米寺跡

現存最古の鬼瓦をはじめ多数の瓦が出土した。

天武・持統天皇陵

天武天皇と皇后の持統天皇の合葬陵で，桧隅大内陵ともいう。8角形の5段築造で，東西45m，南北50m，高さ9m。文暦2年（1235）の盗掘実見記によると石室は大理石を用い，天武天皇の棺は朱塗りで床に金銅がつめられ，また持統天皇の骨壷は銀箱という豪華さであったとか。なお持統天皇は大化薄葬令によりはじめて火葬された天皇である。

定林寺跡

橘寺の南西，立部にある。開創は不明だが，飛鳥時代の代表的な瓦，素弁11葉連花鎧瓦が出土。

桧隈寺跡

渡来人である東漢氏の氏寺であった。現在は、於美阿志神社の境内になっており、平安時代の十三十の石塔（重要文化財）が建っている。

豊浦寺跡

拝観：8:30〜17:00

豊浦宮跡にひらかれた寺の跡でわずかに礎石が残る。

吉備姫王墓

欽明天皇陵の西側の小さな森。猿石が有名

欽明天皇陵

前方後円墳で，俗に石山とも呼ばれている。

川原寺跡

公開：9:00〜17:00

斉明天皇の飛鳥川原宮跡に建てられていた大寺の跡。大理石の礎石を残す土塀の美しい寺。

酒船石

長さ5mほどの石面に溝や受皿様の切りこみをしたもので，酒の濾器か製油器ではなかったかと推測される。

岩屋山古墳

飛鳥駅のすぐ北西の丘陵にある二段築成の円墳，または方墳で，精巧な横穴式石室。7世紀ごろのもの。