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推定樹齢700年・目通り周囲8.2メートル、高さ28メートルの大クス。
かぶと塚公園の北側には県内最大のクロガネモチが生育している。
公園の名前の由来となった水成岩からなる巨岩、奇岩の「獅子ケ鼻」は、昔は「牛ケ鼻」と呼ばれていたが、安政の大地震で一部が欠け落ちたことから、現在の名前となった。
源頼朝が、この辺りで黄金の札をつけた多くの鶴を放って放生会を行ったことから、その名がついたといわれている池。白サギなどの水鳥が群遊し、水生植物の宝庫。
平地の淡水池沼で、トンボ67種類の他、様々な野鳥が生息し、水生植物の宝庫でもある。静岡県自然環境保全地域に指定されている。
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富士山のふもとの魅力あふれる多目的展示場「ふじさんめっせ」。新幹線や道路の利便性を生かして富士市と全国を結び、人・産業・モノの交流を通じて産業振興や豊かな暮らしづくりに貢献するよう造られた。
「ひと尾根はしくるゝ雲か不二の雪」。貞享4年(1687)、芭蕉が東海道行脚の途中で詠じた句と伝えられる。文化14年(1817)に丹波亀山藩の藩士で俳人の野楊が碑とした。
ここから富士山を眺めると、山腹に一羽の鶴が舞うように見える部分があるため鶴芝といわれた。京の画家蘆州が鶴を描き、江戸の儒者亀田鵬齋が賛を寄せたものを、文政3年(1820)に土地の人々が碑として、間の宿本市場に建てた。
江戸時代の初め、新田開発と富士川治水のために築かれた雁堤は、50年余りかかる難工事で、人柱伝説も生まれた。堤の南東角にある護所神社には、人柱の供養塔と記念碑が建立されている。