全日本の観光地へ
北アルプスの麓に広がる三つの天然湖の総称である。南からレジャーの木崎湖、釣りの中綱湖、思索の青木湖とそれぞれの異名で親しまれている。ウインドサーフィンなど夏場の賑わいを見せる木崎湖、小さいけれど釣人に人気の高い中綱湖、一番大きくキャンプ場も多い青木湖と、特徴のある自然湖が点在している。
高瀬渓谷のふところに抱かれる葛温泉。温宿かじかは旅館だが日帰り入浴もOK。ここは元湯なので、湯量豊富な天然温泉が楽しめる。人里離れた場所で露天風呂に浸かって、のんびりと周りの木々を眺める至福のひととき。春先の新緑や秋の紅葉が見事な時期にぜひ訪ねてみよう。渓谷の流れも心を洗ってくれる。
「体験風呂の館」と「アルプス自然浴の館」が回廊で結ばれている、お屋敷風の造りの日帰り温泉施設。体験風呂の館では、食塩泉、硫黄泉、重曹泉など、様々な温泉に入浴できる。また、自然浴の館では目の前に北アルプスを望め、眺めの良い野趣あふれる露天風呂が気持ちいい。お風呂の種類が多いので楽しめる。
松本あたりはもちろん、県外からも噂を聞いて食べにくる人もいる餃子専門店。皮を練る水は近くの満願寺の湧き水を使用、30種類以上の材料は全てこだわりの逸品。コブだしの餃子鍋のファンも多いが、香ばしい焼き餃子もおすすめだ。ビールとの相性ももちろん抜群。キムチ餃子鍋(1300円)も人気だ。
自然林の中に佇む公共の温泉宿。毎年夏になると北アルプスに出掛けるグループや家族連れに人気。ここは日帰り入浴も可能なので、登山の帰りに寄ろう。1階にある外来客用の内風呂は、和の趣を大切にした岩造りの浴槽だ。肌にとても柔らかいお湯であり、飲料も可能だ。宿泊はもちろん食事処も併設している。
1992年にオープンした、スズムシの里にある人気の温泉施設。隣の「安曇野ちひろ美術館」を見て、温泉に浸かった後は「レストラン鈴音」で食事をいただく。このエリアならではの楽しみ方だ。松川米やイチゴなど地元産の採れたての食材を使った料理もおすすめ。宿泊施設もあるから泊まりがけも可能。
安曇野に魅せられて移り住んだ、料理研究家・久松育子さんの食のギャラリー。久松さんが集めた食器などが展示されている。予約すれば昼食をいただくこともでき、春はよもぎのラザニア、秋は栗や豆のシチューなど、季節感たっぷりのもてなしにすっかり魅了されてしまう。料理教室に参加も可(要予約)。
オープン以来、地元の人や観光客の利用が多い、人気の施設。小高い丘の頂上に建っているので眺めも最高。秋から冬の空気が澄んだ日には、松本平だけでなく、富士山まで見えることもある。近くの室山アグリパークには、テニス、パターゴルフなどの施設もある。体を動かした後に温泉で汗を流してサッパリ。
館内や露天風呂には清潔感があふれている。また、接客の細やかさも好評。周りにはキャンプ場、コテージにパター・マレットゴルフ場がある。さらにオートキャンプ場もでき、自然遊びには最適の場所だ。近くの須砂渡(すさど)渓谷を上がれば、高さ40mの滝などもあり、ちょっとした散策にもぴったり。
白壁にギヤマンの窓が美しい擬洋風建物。木造2階建ての中央部には、バルコニー付きの八角形の高楼がそびえる。彫刻を施された建築には文明開化の薫りが漂う。信州教育の歩みを知る展示資料館として貴重な存在だ。2004年12月1日〜2005年7月31日(終了未定)は保存修理工事の為休館なので問合せを。