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約1250年前、日本で最初に金を産出した処にまつられている神社で現拝殿は天保8年竣工で、礎石の中には奈良時代のものも残存している。附近一帯は国指定史跡であり、万葉歌人大伴家持の産金を慶ぶ歌の石碑があり万葉北限の地でもある。
旧涌谷城址に伊達安芸宗重を祀る。
創築年代は不明だが、江合川左岸の低丘陵に築かれ、室町・戦国期には、大崎氏の支流涌谷氏が拠った。天正18年(1590)、大崎氏の除封に伴って涌谷氏も没落し、翌年、伊達政宗領となった。江戸時代に入り、元和の一国一城令後、涌谷城は「要害」の一つになり、涌谷伊達氏が居所とした。◎伊達安芸(1597-1671)名を宗重。仙台藩一門で涌谷二万三千石を領す。伊達式部との境界争いなどがもとで伊達兵部と対立、幕府に藩の悪政を訴えるが、寛文11年、江戸の大老酒井忠清邸で原田甲斐に斬殺された。
出土したものは貝の他に、その当時の人々が日常の生活に使用したと見られる土器・石器・骨角器などがある。国指定史跡。
玻璃玉、ヒスイ、メノウ、水晶等が出土。7世紀の終わり頃から8世紀を中心につくられた豪族のお墓。
伊達安芸宗重以下歴代の墓所。5つの御霊屋を中心として涌谷伊達家の累代の墓石群が並び立つ様は仙台藩領内に比べるものがなく、300年の歴史の重さを伝えている。県指定の重要文化財。
天平21年、わが国ではじめて黄金を産出した地。隣接した「天平ろまん館」では砂金取り体験もできる。
7月下旬から蓮の花が咲き始め8月中旬には大変見事な眺めである。また冬季には白鳥が飛来するほか、へら鮒釣りも楽しむことができる。
こけし製造業、みやげ品一式
温泉街中心の入り口にある店。ワラビの根からとった本物のワラビ粉をたっぷりと使った“わらび餅”は、風味豊か。くるみ入りのあんを包んで焼きあげた山土産まんじゅうもお茶受けに使われている銘菓。8:30〜20:00。無休。鳴子駅徒歩2分