旧磯部家住宅
営業時間:9:00〜17:00入館は、16:30までに
江戸期の建築様式を持つ木造家屋。主屋は幕末に建てられた。緩やかなふくらみのある「起り屋根(むくりやね)」は犬山市内の町家(まちや)で唯一、現存し、正面は2階建て、裏は平屋の「バンコ二階」。国宝犬山城大手門から延びる本町筋にあり、江戸期から呉服商を営んできた。敷地は間口が狭く、奥行きが広い「ウナギの寝床」のようで、中庭、裏座敷、土蔵などもある。「ウナギの寝床」には町衆の知恵が息づいている。江戸期の税金は間口の広さで決まっていたのだ。奥土蔵、展示蔵、和室は展示室(ギャラリー)として利用することもできる(有料)。