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明治屋ビル

高速道路が走り、高層ビルが数多く建ち並ぶ堺筋本町の一角に建つ明治屋ビル。大正13年(1924)に竣工。曽禰中條建築事務所の設計による、細部にまで配慮されたネオ・ルネッサンス様式の建物である。当時、1階は明治18年(1885)に横浜で創業した日本初の輸入食品・洋酒類の専門店「明治屋ストアー」、4・5階は貸し事務所、6・7階にはハイカラな西洋料理屋「中央亭」も併営され、西洋の食料品を買い求める人で賑わっていたそうだ。当時の建物としては珍しく採光、通風、防災にまで考慮され、その使いやすさには定評があったとか。そのほか、建設着工から約1ヵ月後に、関東大震災が起こったため、関係者は鉄材を急きょ強度の高いアメリカのベスレヘム社のものに変更した、というエピソードも伝わっている。2006年から1階の部分は明治屋に代わって、ローソンが開業。

鉾流橋

堂島川に架かり、中之島北岸(大阪市中央公会堂や東洋陶磁美術館付近)と西天満(大阪高等裁判所付近)を繋ぐ橋。毎年7月24日の朝、橋のたもとで天神祭の「鉾流神事」(川に神鉾を流し、その年の神霊渡御地・お旅所を決定する行事)が行われることから、この名前がついたそうだ。初めて橋が架けられたのは、大正7年(1918)とされているが、現在の橋は昭和4年(1929)に完成。高欄、照明灯、親柱など日本調にクラシックなデザインが採用されたのは、天神祭の鉾流神事が行われることを考慮したためと思われる。その後、戦争中の金属供出などによって、これらの高欄、照明灯は失われたが、昭和55年(1980)に中之島地区にマッチしたクラシックなデザインの高欄や照明灯、レンガ敷きの歩道などが整備され、現在に至っている。7月24日の「鉾流神事」が行われている約40分間は、普段閑静なこの橋も、橋上からの見物人で埋め尽くされている。

りんくうプレミアム・アウトレット

営業時間:10時〜20時(レストラン:11時〜21時)(季節により変動あり) 定休日:2月第3木曜日

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生國魂神社

営業:9:00〜17:00季節による異なる 定休日:無休

石山崎(現在の大阪城付近)に生島神(いくしまのかみ)・足島神(たるしまのかみ)を祀ったのが始まりとされる延喜式名神大社。天正8年(1580)の石山合戦の時に焼失したが、天正11年(1583)豊臣秀吉が大阪城を築く際、現在の地に移転。本殿は移転の2年後に造営され、本殿と幣殿をひとつの流造で葺きおろし、正面に千鳥破風、すがり唐破風、千鳥破風の3つの破風を据えたという、神社建築史上ほかに例のない「生國魂造」様式を用いる。現在の本殿は戦後に建て替えられたコンクリート造銅板葺きだが、桃山時代の遺構を伝えているそうだ。毎年6月30日には厄災・病を払う「大祓式」、7月11・12日には「いくたま夏祭」、8月11・12日には「大阪薪能」、9月の第1土日には上方落語の祖である米澤彦八に因んだ「彦八祭」が開催され、大勢の参拝客で賑わっている。地下鉄谷町線「谷町九丁目駅」から徒歩3分。

新井ビル

大正時代に旧報徳銀行大阪支店として使用されていました。現在、パティスリー「五感北浜本館」として生まれ変わり、レトロな館内からは、いつも甘い香りが漂っています。

日本基督教団浪花教会

オフィス街にまじって多くのレトロ建築が立ち並ぶ大阪・北浜の一角に建つ浪花協会。ゴシック様式の尖塔窓と黄色や緑色の色ガラスで飾られ、意匠性の高い塔屋を持つ地上3階の建物。昭和5年(1930)竣工。明治中期に八幡商業高等学校の英語教師として来日し、キリスト教の伝道とその主義に基づく社会教育、出版、医療、学校教育などの社会貢献活動を続けたウィリアム・メレル・ヴォーリズ(メンソレータムの普及/心斎橋大丸の設計などでも有名)の設計指導のもと竹中工務店が設計施工を行った。浪花協会は明治10年(1877)、11名の信徒らによって自主的に設立された日本初の自給教会「浪花公会」が起源。そのためか、礼拝堂内部は庶民に近い親しみやすさがある。一方、2階の聖堂は色ガラスの窓から入り込む光によって明るく優しい色彩が演出され、外観以上に清楚で美しい空間になっている。

深北緑地

営業:各施設により異なる 定休日:各施設により異なる

深北(ふかきた)緑地は、寝屋川市の南端から大東市北端に位置し、レクリエーションやスポーツなどを楽しむ人でにぎわう府営の緑地公園。広々とした空間には、300本近い桜が咲く「桜の園」や、四季折々の花が植えられた円形花壇などがあり、ほっとくつろげる空間。外周700mの芝生広場や恐竜の形のすべり台、ロケットスライダーやカラフルジャングルジムなどの遊具も子供たちに人気。野球場や全天候型テニスコート、サッカーやラグビーができる多目的球技場などは、手ごろな値段で利用できる。

朝日新聞大阪本社

営業:本社見学月〜金12:00/13:30※完全予約制 定休日:土・日・祝日・年末年始、ホール催事開催日

地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」下車すぐ。1968年10月に竣工した大阪本社ビルは敷地約8,300平方メートル、鉄筋コンクリート地下5階、地上13階で、延床面積は約9万平方メートル。1階には、新聞・雑誌閲覧コーナーや、新聞制作コーナーが設けられている「アサコムホール」のほか、新聞発行の工程を見学するコースもあり、編集局や新聞用紙の保管場所、新聞の梱包作業、新聞を印刷する輪転機などの印刷現場を実際に見学できる(事前申し込みが必要、無料)。また、毎月1回、新聞づくり講習会も開催。朝日新聞は、明治12年(1879)大阪・江戸堀で創刊、6年後には中之島3丁目に社屋を移し、現在は大阪、東京、西部(北九州市)、名古屋に本社、北海道に支社を置く4本社1支社体制となっている。2005年上半期現在、朝刊の販売部数は合計で約822万部、夕刊の販売部数は約377万部。

中央電気倶楽部

営業:9:00〜21:00但し会員制倶楽部により、一般利用不可 休業:日・祝祭日

イタリア・ルネッサンス時代の建築をベースにした建物は、葛野壯一郎氏の設計により1930年(昭和5年)に建てられた、大阪を代表する倶楽部建築。電気関係者の社交場として、音響効果の素晴らしい大ホール、談話室・娯楽室・食堂・会議室、そして郷愁感溢れるレトロ建築。5階ホールは昭和7年松下幸之助氏が当時の松下電器(現パナソニック)の創業記念式典で「水道哲学」を表明したことで有名。最近では会議室や食堂、ホールといった随所がNHK朝のTV小説「芋たこなんきん」で登場していた。経済産業省から平成20年度「近代化産業遺産」に認定(平成21年2月)される。

能勢妙見山

能勢を語る上で欠かせないのが妙見山。兵庫県川西市、大阪府豊能郡豊能町、能勢町にまたがる標高660mのこの山の頂に、日蓮宗の寺院・妙見宮がある。正式名称は「無漏山眞如寺境外(むろうざんしんにょうじけいがい)仏堂能勢妙見山」。奈良時代に行基が開いたと伝えられ、その後、能勢一族中興の祖といわれる能勢頼次が妙見菩薩を祀り、能勢氏の守護神とした。入口の鳥居の右側には能勢頼次の銅像がある。今では霊験あらたかな「能勢の妙見さん」の呼び名で親しまれ、学問、心願、交通安全、五穀豊穣などを願う多くの参拝者が訪れる。南麓からケーブル・リフトがあり、車で山上へ上る事もできて便利。年中行事も多く、アジサイ、桜、紅葉、雪景色と四季を通じて自然の美しさを満喫することもできる。

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