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久米田池

水源のないこの地域は、その昔、干ばつにしばしば苦しめられていた。そこで725年(神亀2年)、聖武天皇の勅命によって行基がこの池の造成にとりくみ、13年かかって完工したという。春は桜が咲き乱れ、冬には野鳥が飛来するなど自然が多く残るため池である。

大型児童館ビッグバン

営業:10:00〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始※春・夏休み、5・10月は月曜日も開館

泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅から約200m。大阪府立大型児童館、通称ビッグバンは平成11年6月にオープン。人気アニメ「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」の作者で同館館長を務める松本零士氏が創作した「宇宙からの訪問者ベアルとメロウの壮大な旅物語」に沿った演出で、「子供の遊びと文化」の創造を支援する施設。本館1階から2階、3階フロアにわたって段状の大空間では、本物のH‐Iロケットエンジンの噴射口や宇宙飛行士の向井千秋氏の宇宙服の展示、ワープカプセルや電子動物園、創作工房など遊びを通して宇宙を楽しめる。外観が宇宙船を思わせる4階は昭和30年代の町並みを再現したエリアや大阪府所蔵の時代玩具コレクションなども。本館に隣接して半円の球形劇場や高さ53mの遊具の塔などがそびえる。

浜寺公園交通遊園

営業:9:00〜17:00 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/3)

明治6年(1873)につくられ、松林やばら庭園の美しさでも知られる浜寺公園内にある交通遊園。鉄道ファンには懐かしい阪堺電軌130号(モ121形)や、デゴイチの愛称で親しまれた貨物用蒸気機関車D51が保存展示されている。坂やカーブがある760mのハイウェイコースを運転するゴーカート(4歳以上・料金290円)をはじめ、バッテリーカー(1回100円)やムーンカー(無料)など子どもたちに人気の乗り物類も。浜寺公園正門から交通遊園までは距離があるため、ばら庭園近くの「花壇広場前駅」から子供汽車(おとな290円・子ども140円)を利用するのも楽しい。「交通遊園駅」までは約1500mの短いコースだが、駅や線路は本物そっくり。緑の中をのどかに走る。

千利休屋敷跡

阪堺電気軌道宿院駅を降りて徒歩約1分、細い通りを入ったところに、わび茶を大成した千利休が生まれた屋敷跡と、茶の湯に常用していたといわれる椿井がある。千利休は大永2年(1522)、堺の裕福な町衆魚屋「ととや」の長男として生まれた。17歳の時、北向道陳(きたむきどうじん:1504-1562)に茶湯を学び、後に武野紹鴎(たけのじょうおう:1502-1555)に師事。同じく堺の豪商・今井宗久の推薦で、織田信長や秀吉の茶頭として仕えた。北野の大茶会を取り仕切るなど、天下一の茶匠として権勢を振るったが、天正19年(1591)2月28日、秀吉の怒りをかって自刃した。享年70歳だった。現在の茶道千家の始祖で、今も茶聖として敬われている。

旧鉄砲鍛冶屋敷

営業:※内部非公開

堺での鉄砲の製造は、天文12年(1543)頃にポルトガルから種子島に伝わった鉄砲の製造技術を、橘屋又三郎が持ち帰ったことが始まりという。以来、自由都市・堺は鉄砲づくりの町として全国に名を馳せるとともに、戦国大名たちと密接な関係を築く。市内に残る資料には明暦3年(1657)、全国から4535挺の注文があったとされ、最盛期の戦国時代には年間1万挺以上を製造していたとみられる。北旅篭町にある旧鉄砲鍛冶屋敷(内部は非公開)は、当時の堺の代表的な鉄砲鍛冶屋・井上関右衛門の屋敷。内部には、火縄銃や懐銃、大筒や大ふいご、御用札などが保存されている。阪堺電気軌道「高須神社駅」から歩いて約10分。近くには、鍛冶職人の守り神であった神高須神社や、鉄砲鍛冶射的場跡の石碑などもある。

与謝野晶子生家跡

大阪で唯一残る路面電車・阪堺電気軌道の宿院駅から徒歩1分、大道筋沿いに歌集「みだれ髪」などで知られる女流歌人・与謝野晶子の生家跡の碑と歌碑がある。与謝野晶子は明治11年(1878)、堺の老舗菓子屋・駿河屋を営んでいた父・鳳宗七と母・津祢の三女として誕生した。17歳頃から在阪の文学会に入って歌を詠み始め、明治33年(1899)、与謝野寛(鉄幹)と出会い、結婚。上京する翌年までの23年間、ここ堺で過ごしていた。生家跡の石碑の隣には「海恋し潮の遠鳴り数えつつ少女となりし父母の家」と刻まれた歌碑も建てられている。堺市内には、与謝野晶子文芸館をはじめ、ゆかりの歌碑や像が多数点在し、与謝野晶子ファンが全国から訪れる。

白鷺公園ハナショウブ園

定休日:年中無休

堺市東区にある白鷺公園は敷地面積約9万平方メートル。広大な園内には動物広場や野球場、児童遊戯コーナーがあり、スポーツとレクリエーションの場として子どもからお年寄りまで幅広く利用されている。平成元年、「堺市市制100周年」を記念し、市民の投票によってハナショウブが「市の花」として選出されたことを受けて、同公園内にハナショウブ園を整備。いまでは花の名所として広く知られるようになった。毎年5月下旬〜6月中旬にかけて、公園内の修景池など約2000平方メートルで咲き競うハナショウブは、肥後系、江戸系、伊勢系など約200種、1万株。白や紫、赤、ピンクなどの鮮やかな花が楚々として咲き、来場者の目を楽しませている。

浜寺公園

明治6年、公園として指定された大阪で最も古い公園の1つ。それ以来、美しい松林を大切に育てながら次々に新しいスポットを作り出してきた。ジャイアント・スライダーのあるプールやばら庭園をはじめ、総合公園として多くの人々に親しまれている。

大泉緑地

堺市と松原市にまたがる大泉緑地は、昭和16年(1941)、大阪都市緑地としてつくられた大阪四大緑地のひとつ。約200種類32万本の樹木が溢れ、四季の彩りが楽しめる。洋風庭園「ふれあいの庭」は、ハーブや野菜などが植えられている「キッチンの庭」、水琴窟や風の音が楽しい「音の庭」、鮮やかな花が咲き乱れる「色の庭」、植物の芳香漂う「香りの庭」の4テーマからなり、五感で楽しめるユニークなしつらえ。「かきつばた園」では毎年5月頃、15種約1万株が白や紫の花を美しく咲かせる。自転車用モトクロスコースがある「サイクルどろんこ広場」、ピラミッドジャングルなどがある児童遊技場「わんぱくランド」、バーベキューやデイキャンプに利用できる野外炉、花と緑の相談所なども。

大浜公園

園内には野球場、相撲場、体育館、プール、サル島などがあり、緑豊かで四季折々の花々が目を楽しませてくれる。また、7月31日に開かれる「堺大魚夜市」は、鎌倉時代に行われていた祭りを復活させたもので、古代に則したせりや鮮魚の即売などを行い、威勢のいい掛け声が飛び交って賑わう。

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