惣躰神社
千葉県香取郡多古町次浦1596
伊弊諾(いざなぎ)、伊弊冉(いざなみ)の夫婦神を祭神として祀られている旧次浦村の鎮守である。神社の縁起については、延暦16年(797)9月16日次浦の原に遷し奉る・・・・との文書があったと伝えられている。そして、正月神事として「おびしゃ」が行われ、このことは慶長5年(1600)から続いて現在も「御日記」として当番の名前と当年の米価社会変化と共に記録し続けられている。そしてこの村には、永仁3年(1295)、元応2年(1320)の板碑(石造卒塔婆)がある古い村である。