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能登半島の最先端にあり、海から昇る朝日と海に沈む夕日を同じ場所から見られることで有名です。晴れた日には、遠く立山連峰や佐渡島を望むことができます。岬にはイギリス人設計の白亜の禄剛埼灯台が建っています。
冬、風が強く気温が低い日には、波が泡になって舞いあがり、花が咲いたようになる「波の花」現象が見られます。冬の風物詩として、珠洲市では真浦海岸などの外浦一帯で見られます。
徳保八幡神社の社叢は、小規模ながら自然林が保存され、特にヤブツバキの群生地として知られており、「徳保の千本椿」と称されています。ヤブツバキは、暖帯の常緑広葉樹の代表樹種の1つで、九州から本州の海岸部や近くの山地に広く見られますが、その群生地が特に珠洲市に多いため、市花となっています。3〜5月に開花します。
樹木約70種、草木100種余りが生育しており、スダジイを主とする暖帯性広葉樹林の自然林。古来より神域として保護されてきたこの社叢は、国の天然記念物にも指定されています。
真言宗の古刹・高照寺前の水田の一角にあり、高さ12m、胸高周り6.8mの独立樹で、能登の一本杉とも言われています。太い枝が途中から捻転下垂して、地面をはうように広がっているので「さかさスギ」と呼ばれています。石川県の天然記念物にも指定されています。
岩礁地帯で、岬一帯は好釣り場となっています。
海岸段丘の岬で能登半島の最先端。岬自然歩道が通り、先端には「日本の灯台50選」にも選ばれた白亜の「禄剛埼灯台」が立っています。晴れた日には、遠く立山連峰や佐渡島を望むことができます。また、ここは海から昇る朝日と海に沈む夕日が同じ場所で見られることで有名です。そして崖下は千畳敷と呼ばれる岩場で、無数の細かい溝が平行に走り、自然が作り出した洗濯板のように見えます。
周辺は海水の透明度が高く水性動植物の種類も多いところから海中公園に指定され、スキューバダイビングや釣りのスポットとなっています。岬付近には、岬自然歩道も整備されています。
遠浅で県内有数の透明度を誇る鉢ヶ崎海岸は、「日本の渚・百選」に選定されています。夏は海水浴場として多くの人々が訪れます。付近にはケビンや野営場、オートキャンプ場、ビーチホテルなどの様々な宿泊施設や日帰り温泉施設、珠洲焼資料館などもあります。
能登のシンボルとして有名な「見附島」が眼前に迫ります。その形が似ていることから、別名「軍艦島」とも呼ばれています。周辺には海水浴場、野営場、レストハウス、国民宿舎などがあります。