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大阪府咲洲庁舎展望台(コスモタワー)

営業:平日13:00〜22:00(最終入場21:30まで)土・日・祝11:00〜22:00 定休日:年中無休

住之江区南港、コスモスクエア地区のシンボルとして、大阪湾にそびえる国際的な複合施設「コスモタワー」。西日本一の高さ(256m)を誇るビル内は、オフィスの他、展望台、スカイレストラン、各種商業施設など娯楽施設が充実。55階の展望台は、西日本一の高さ(地上252m)で、360度全面ガラス張りの回遊式のもの。ここからは大阪湾岸部、淡路島、明石海峡大橋、関西国際空港などが一望でき、とくに夜景がたいへん美しい。

高麗橋

東横堀川に架かる高麗橋。豊臣の時代からあったといわれるこの橋の名の由来は、古代に朝鮮半島諸国の使節を迎えた「高麗館(こまのむろつみ)」があったからという説や、豊臣秀吉の大坂町割りの際、この辺に朝鮮半島との交易の拠点があったからという説などがある。江戸時代、公儀橋として橋の西詰には幕府の高札(幕府の法令などを知らせる掲示板)が立てられ、高麗橋筋には三井呉服店(現在の三越百貨店)や三井両替店などが建ち並び活気溢れていた。慶長年間(1596〜1614)には、擬宝珠(ぎぼし)をもつ立派な橋だったとか。明治政府はこの高麗橋に道路の起終点を示す工作物である里程元標を置き、ここを西日本の道路の距離計算の起点と決めた。明治3年(1870)にはイギリスより輸入された鉄橋に大阪ではじめて架け換えられ、ガス灯によって黒々とした光沢を放つその壮観に当時の人々は驚き、「くろがね橋」との愛称で親しんだ。現在の橋は昭和4年(1929)に架け替えられた鉄筋コンクリート製のアーチ橋で、欄干の擬宝珠や西詰にあった櫓屋敷を模した親柱が、橋の歴史を物語っている。

逸翁美術館

営業:10:00〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:展示期間中は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替期間

逸翁とは、阪急電鉄や宝塚歌劇の創設者として知られる小林一三氏の雅号。それを館名に、そして一三氏の旧邸「雅俗山荘」をそのまま美術館として、1957年に開館。山荘風の落ち着いた建物には、小林一三氏の5000点に及ぶ個人コレクションを中心に、展示を行ってきた。開館50周年を機に現在の地に移動し、逸翁の遺志を受け継ぎ、年4回の企画展に沿った作品を展示されている。コレクションには重要文化財15件、重要美術品認定物件19件も含まれており、とくに与謝蕪村・呉春・円山四条派のコレクションは有名で、呉春が描いた白梅図屏風や蕪村の「奥の細道画巻」を所蔵している。一三氏は茶道にも精通しており、そちらのコレクションも1000点を越えるものとなっている。なお旧・逸翁美術館は、小林一三記念館として2010年4月オープンした。

大阪能楽会館

営業:9:00〜21:00 定休日:年末年始

大阪市中崎西に位置する大阪能楽会館は、1959年に能楽専用ホールとして誕生、総檜造りの本舞台に橋掛りを施し、白州が舞台を囲む伝統ある能舞台である。鏡板に描かれた老松は、優れた能画を残し数多くの鏡板を手がけた松野奏風氏によるもの。また、目付柱・脇柱の取り外しが可能になっていることが最大の特徴。1階の385席は椅子席、2階の128席は桟敷席の合計513席。平日は、謡曲、仕舞、鼓、笛など能に関する各種稽古を開催し、見学も可能のほか、初心者向けの教室も行っている。プロの能楽師に直接指導してもらうのは、なかなかない機会だ。

堺市博物館

営業:9:30〜17:15(入館は16:30まで) 定休日:月曜日(祝・休日の場合は開館)祝日の翌日(土日の場合は開館)年末年始

堺市の歴史・美術・考古・民俗に関する資料を収集・保存・展示する博物館。1980年の市制90周年記念事業として、大仙公園内の一角に建てられた。大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)に代表される巨大古墳が数多くある堺市は、近世においても「会合衆」と呼ばれた有力商人たちによって運営される自治都市・貿易都市として繁栄した。文化の面でも千利休が茶の湯を大成させたところとして知られる。江戸時代には古来の伝統で培わされた技術を駆使し刃物の製造が始まり、現在もそうした製造技術が自転車製造などに引き継がれている。常設展示会では、こうした堺市の歴史を「古墳・仁徳稜」「自由都市堺」「堺の産業・文化」そして「祈り・祭り」と、4つのコーナーに分けて展示。特別や企画展などもある。また、数多くある美術品のなかには、観音菩薩立像や漆塗太鼓形酒筒など、国の重要文化財に指定されている3点も含まれている。

旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)

営業:9:00〜17:15 定休日:年末年始(12/29〜1/3)

天皇を譲位した上皇の所領地から、皇室や伊勢神宮の新嘗祭(にいなめさい)などに、米や野菜のお供え物の神饌(しんせん)を献上していた仙洞御料庄屋であった旧西尾家の住宅は、約1,400坪の敷地に数寄屋造りの表門(元長屋門)、主屋、離れ、茶室、土蔵、庭園などがある。外側は純和風建築ながら、内側には洋風棟があり、ビリヤード室やアール・ヌーヴォー風のステンドグラスが張り込まれた洋室もあり、往年の栄華を知ることができる、贅沢な造り。一時は大阪国税局に相続税として物納され、取り壊しの話があがったが、地元住民らの保存を求める運動により、吹田市が管理を委託され、現在吹田文化創造交流館として一般公開されるに至る。

高麗橋野村ビルディング

軒瓦や玄関脇の竹と月をモチーフにした装飾、玄関ホールの十二支のデザインなど、モダンなセンスを取り入れた、東洋的な意匠が見て取れます。

船場ビルディング

営業:7:00〜19:30土曜日は17:30まで(見学・来館は事前連絡要) 休業:日曜・祝日

大阪・船場の近代建築の歴史をいまに伝えている建物「船場ビルディング」。地下1層、地上4階、塔屋1層の住宅兼事務所ビル。外観はタイル張オフィスビルの意匠になるが、内部中央に細長いパティオ風の中庭を設けて吹き抜けとし、その周囲に回廊を巡らす特色あるつくりだ。竣工当時の大正14年(1925)には、大変にユニークで革新的なビルとして注目を集めた。細長いパティオ風の中庭は、問屋街として発展した船場という土地柄に合わせて、トラックや荷馬車などを引き込むのに便利な機能性を重んじた設計だったという。見学には事前連絡が必要。

水月公園

阪急宝塚線の石橋駅と池田駅のほぼ中央に位置する公園で花の名所としても知られていて、梅や花菖蒲の咲く初春から初夏にかけてが特ににぎやかになります。梅の木は昔から多く植樹されていて、3月には紅梅、白梅ともに美しい花が満開です。花菖蒲は6月上旬頃から、凛々しく咲き始めます。園内には、友好都市である中国江蘇省蘇州市から、友好の証として贈られた中国建築物の“斎芳亭(せいほうてい)”もあります。

安居神社

天王寺区逢坂1丁目に鎮座、少彦名神(すくなひこなのかみ)、菅原道真を祀る古社。昌泰4年(901)菅原道真が太宰府に左遷された際、河内の道明寺にいた伯母覚寿尼を訪ねて行く途中、ここへ立ち寄って安井(休憩)した。当時、道真に同情した村人がおこしを差し上げると、お礼にと菅原家の紋所「梅鉢」をもらった。これが、今でも大阪名物の「粟おこし」の商標の梅鉢となったといわれている。安居天神社は、その道真の死後の天慶5年(942)、道真の霊を祀るために村人たちが建てたもの。また、当地は四天王寺の僧侶がここで夏安居(げあんご:雨季の間に外出を控え寺院で修行に専念すること)することもあり、「安井」が「安居」になったという。境内には、道真も口にしたといわれる天王寺七名水のひとつ「かんしづめ(癇鎮め)の井」のほか、大坂夏の陣で徳川方に討たれて戦死した真田幸村の記念碑が建つ。

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