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腰巻地蔵

北前船の寄港地として隆盛を極めた福浦港。船員相手の船宿や遊郭も多かった頃、いずれは旅立つ船頭に恋をした遊女がいた。いよいよ出港というその時に、船頭との別れを惜しむ遊女が自分の腰巻をお地蔵様に当てたところ、たちまち海は荒れ狂い、出港出来なかったという言い伝えがある。この遊女と船頭の悲恋を語る「腰巻地蔵」が港の西方約800m離れた福浦新灯台の脇に座っている。この地を訪れた詩人、野口雨情も「能登の福浦の腰巻地蔵は、今朝も出船をまたとめた。」の歌を残している。そしてこの歌碑が地蔵の側に寄り添って立っている。

世界一長いベンチ

増穂浦海岸にある、全長460.9メートルのとても長いベンチ。「日本海に沈む夕日を見てほしい」そんな地元住民の思いを受けて、1987(昭和62)年に延べ830人のボランティアの手で組み当てられ、1989(平成元)年には世界一長いベンチとしてギネスブックに掲載された。ベンチ付近は「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれ、夕日の名所となっている。

お産の井戸

産水(井戸の水)を朝夕少しずつすくい飲み、また、産石(井戸近くにある小石)をこの水に浸し、それを産婦の懐中に入れて祈ると必ず安産になると言い伝えられています。源義経の愛妾がここで難産した際、末代まで産婦を守ろうと誓願を立てたところから、安産の守り神になったとも言われています。

松尾寺

もとは松尾神社の別当寺で,石川県指定文化財の銅造懸仏などがある。

松尾神社

834(承和元)年、松尾神社は山城国松神社より勧請(かんじょう)されたと伝えられる。祭神は、大山咋命(おおやまくいのみこと)、玉依比賣命(たまよりひめのみこと)を祭り、古来、町居・草木・日下田の三カ村の惣社「松尾大明神」として崇敬されてきた。健立年代は、構造や手法から室町時代末期と推定されており、「永禄2年」と書かれた、松尾大明神懸仏(かげぼとけ)が同時期に作られたものと考えられている。1980(昭和55)年5月31日、本殿が国指定文化財に指定され、1984(昭和59)年3月26日に拝殿が石川県文化財に指定された。

旧福浦灯台

福浦の住人日野長兵衛がかがり火をたいたのが始まり。現在の建物は明治9年のもの。日本一古い木造様式の灯台。

地頭町中世墳墓窟群

この墳墓窟は通称やぐらと呼ばれ,主に武士の墓として中世の鎌倉地方に盛行した特殊な墓制で,他の地方には極めて稀にしか見られない。

関野鼻

日本海側最大の甌穴をもつカルスト地形の海岸景勝地。椿純林がある。

機具岩

その昔能登の地に織物の業を広めた、鹿島郡能登比め神社の祭神、渟名木入比め命(ぬなきいりひめのみこと)が、織機を背負って山越えの折、途中で山賊に遭い、思わず織機を海中に投げたところ忽然としてそれが岩に変じたという。別名能登二見とも呼ばれ、美しい二つの岩がしめ縄で結ばれた神聖な佇まいは一見の価値あり。夏期、冬季にライトアップも行っており、能登金剛の代表的な奇岩の一つである機具岩が、カクテル光線により夜の海に浮かび上がる。

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