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安土桃山時代の創建の浄土宗の寺。十王堂には、讃岐で随一大きい閻魔大王が祭られ、地獄極楽絵図とともに毎年お盆に開帳される。
室町時代創建の日蓮宗の寺。日蓮大聖人、日隆聖人の大銅像がお出迎え。城郭のなごりをもつ石垣の上に広がる境内には、樹齢350年以上といわれるソテツのある庭や日隆聖人の手堀と伝えられる鳳凰霊水の井戸がある。近年の調査では細川頼之に関係した場所と言われている。
浄土真宗の寺で立派な本堂、山門がある。多度津藩の船屋形茶室があり、お雛祭りなどの際に一般公開されている。また徳川光圀が朝廷に送った自筆の書状を所蔵。
讃岐33観音霊場の第29番札所である。聖徳太子の没後、太子信仰が全国に広まった。ここは、天平8(736)年、四国の太子信仰道場として、法隆寺の僧行信により建立された寺。太子の像が三体あり、本尊聖徳太子二歳立像は、県指定有形文化財。太子堂のほか、天満宮、子安観音堂、一畑薬師堂などがあり、婦人や子供連れの参拝客も多い。
昔から宇多津町民に親しまれている神社。「うぶしな」と読む。本殿は、伊勢神宮外宮の旧多賀宮御正殿を拝戴したもので、国登録有形文化財に登録されている。平成19年に遷座千二百年祭を斎行。境内には、古代の祭祀跡といわれる巨石・磐境(いわさか)もあり、古からの時の流れを感じさせる。主神大己貴命(おほなむちのみこと)配祀豊受大御神(とようけのおおみかみ)
天平年間行基菩薩によって創建。讃岐五大師のうちの一人、聖宝(理源大師)によって再興された。真言宗の寺。讃岐33観音霊場31番札所である。木造千手観音立像(重要文化財)は、桧材一木造りで漆箔を施した像高190cmの十一面観音像である。毎年、春の門前市の聖通寺市は、お花見もかねて多くの参拝客が集まりにぎわいをみせている。
四国八十八ヶ所第78番札所。平安時代創建の歴史ある寺。時宗の開祖一遍上人が、全国行脚の折に逗留したこともある。「厄除けうたづ大師」として有名。境内には回遊式庭園もある。
讃岐33観音霊場30番札所。真言宗の寺。足利三代将軍義満の管領、細川頼之の一族が関係した場所と言われている。
瀬戸大橋線開通に伴う予讃線の廃線遺構。鉄道路線と里道・用水路を立体交差させるためにアーチ橋として構築。アーチ部を含めてすべて花崗岩切石を用いていることが特徴。旧讃岐鉄道の数少ない構造物であり、鉄道・道路を含め、県内最古のアーチ橋である.全国的に類例の少ない純石造の鉄道構造物。