全日本の観光地へ
事代主命と大山祇命を祀る伊豆一の宮。年間を通じ、商売繁盛・五穀豊穣を祈る人で賑わいます。源頼朝が平家打倒の挙兵に際し、祈願を寄せたことでも知られています。春には参道脇のソメイヨシノやミシマザクラ、神池のシダレザクラが咲き、秋には天然記念物のキンモクセイが花をつけます。
日蓮上人の高弟日照上人によって開山され、江戸時代に当地へ移されました。移転に尽力したのが、水戸光圀公の祖母に当たるお万の方でした。境内をめぐる百間塀は、春は桜・秋は紅葉がみごとです。また、庭園には四季折々の花が咲き、訪れる人の目を楽しませてくれます。鎌倉時代の「絵曼荼羅」等数多くの寺宝、江戸末期の庫裏・宝物館などがあります。
定休日:月
箱根山中、標高約550mの国道脇に残る城跡で、北条氏康が1589(天正17)年、豊臣秀吉の来攻に備えて構築したもの。自然の地形を利用した堅固な城であったが、1590(天正18)年の秀吉の小田原攻めで落城した。現在は広大な緑の史跡公園となり、三ノ丸跡の宋閑寺には、城将の墓や豊臣方の武将一柳直末の墓が並ぶ。
江戸時代、幕府によって一里(約4km)ごとに置かれた里程標。
江戸幕府によって一里ごとに置かれた里程標。左右一対の一里塚が残っているのは、静岡県内でも珍しい。
741年の聖武天皇の勅命により創建された2町(約214m)四方を寺域とする大伽藍の遺構である。現存する8個の石は七重の塔の礎石の一部で、塔の高さは約60mほどあったといわれている。
延宝8年(1680)の敷設。復元・整備された石畳が見られる箱根峠までの旧街道は、往時を偲びながらのハイキングコースに最適。
二代将軍秀忠が諸街道の大改修を行ない、両側に松や杉を植えさせた。毎年立冬には松の幹にこもを巻く「こも巻き」が行われ、三島に冬の訪れを告げる風物詩となっている。
小田原宿から三島宿へ。天下の険といわれたこの道には、東海道の松並木や整備・復元された石畳が断続的に残り、自然や史跡がいっぱいです。ウォーキングを満喫しながら、江戸時代の旅人の気分を味わってみては。
開館時間:日火水木金土1月〜12月9:30〜16:30 休館日:月1月〜12月月曜日が国民の休日である場合はその翌日 休館日:12月27日〜1月1日
太陰太陽暦(旧暦)を代表する暦の1つに「三嶋暦(みしまごよみ)」があります。三嶋暦は、かな文字で印刷された日本で1番古い暦と言われています。三島暦師の館は、代々三嶋暦を発行してきた河合家の歴史ある建物に、暦の歴史や文化に親しめる資料等を展示した博物館です。館内では三嶋暦の印刷体験をすることができます。