観光地検索

全日本の観光地へ

1203 件の 49 ページ目 (0 秒)

光徳寺

この寺は今から約1000年前の平安時代、998年(永延12年)に第64代円融法皇(えんゆうほうおう)が延暦寺(えんりゃくじ)の僧法圓(ほうえん)に命じて建立されたが、南都北嶺(なんとほくれい)の戦にて一度焼失していた。その後、1228年(安貞2年)園城寺の僧、俊圓が第86代後堀河天皇の勅願を仰いで再興したが、1614年(慶長19年)再び焼失。現在の佛閣は240年程前のものである。雁多尾畑(かりんどおばた)という地名は、焼失した雁林堂(がんりんどう)に由来している。

大坂夏の陣古戦場跡

1614年(慶長19年)に大坂冬の陣、1615年(慶長20年)に大坂夏の陣、と2度にわたって、大坂城をめぐって豊臣方と徳川方の戦が行われた。ここ玉手山は、夏の陣の戦端が開かれた地だ。玉手山公園には、後藤又兵衛基次の碑や、豊臣・徳川両軍の戦死者の供養塔、吉村武右衛門の碑などの石碑が建てられている。中でも後藤又兵衛の碑が有名だ。玉手山公園にある又兵衛の碑の横に「後藤又兵衛しだれ桜」という桜が植樹されている。春には、淡いピンク色の綺麗な桜が咲くそうだ。

田辺廃寺跡

田辺廃寺は、田辺史人の氏寺として、白鳳時代末に創建されたと考えられている。発掘調査では、金堂・西塔・東塔・南大門・回廊の遺構が見つかった。また、中門の北側に東西両塔を配した薬師寺式の伽藍配置が確認されているらしい。

カタシモワイナリー

営業:工場見学は、予約時に要確認 定休日:1・2月の工場見学は不催行

柏原市は大阪府域の中でも葡萄髄一の産地。カタシモワイナリーのワインは、自社農園で減農薬・有機肥料で栽培されている葡萄を使って製造されており、その葡萄は大阪府からエコ農産品として認定されている。こちらのワイナリーでは葡萄の品種や、摘み取って商品に至るまでのワイン造りの工程に、ワインを醸造する器具を見学でき、説明を受けることができる(要予約)。またテイスティングルームも併設され、自社ブランドのワインの試飲ができる。

萱野三平旧邸

営業:10:00〜17:00入館は16:30まで 休業:月曜日(休日の場合は火曜日)、12/28〜1/4

元禄時代、赤穂浪士の一員として名を連ね、俳人としても高い評価を受けていた萱野三平は、仇討ちに反対する父・重利に対する孝行心と、主君浅野内匠頭への忠義心との板挟みとなり、27歳の若さで自刃した。阪急バス「萱野三平前」停下車すぐ、箕面市萱野3丁目の旧西国街道沿いにある生家跡は、明治期に家屋は取り壊されたものの、三平が切腹したと伝えられる長屋門と土塀の一部が保存され、現在、大阪府指定史跡に指定されている。旧邸内の北西隅には、辞世の一句「晴れゆくや日ごろ心の花曇り」を刻んだ句碑がひっそりと建つ。また、三平の俳号を冠した施設「涓泉亭」では関連史料を展示している。

川西園

営業:10:00〜16:00土・日曜のみ開園9月中旬〜10月下旬(サツマイモ・椎茸)9月下旬〜10月初旬(栗)※椎茸狩りのみ3日前までの予約制

自然が豊かな箕面市上止々呂美にある観光農園「川西園」。ここでは、芋掘りや椎茸狩りなど体験できる。コンロを貸りられるので、収穫したしいたけをその場で食べることもできる。また、材料を持ちこんでのバーベキューも可能。

明治の森箕面国定公園(箕面の滝)

営業:設定されている施設もあり 休業:設定されている施設もあり

標高約100〜600mの箕面市北部山地に広がる風光明媚な自然公園(国定公園)。幅5m、落差33mもある壮大な箕面の滝から森林を縫うような渓谷となっていて、一帯には980種もの植物や3,000種を超える昆虫が生息する。大阪府の貴重な自然の森であるとともに、東海自然歩道の西の起点でもある。四季折々の風情が楽しめ、春の桜、冬の樹氷や氷柱、そしてとくに晩秋の紅葉がたいへん美しい。箕面山は古くから山岳仏教の聖地で、役行者が開いたという修験道の根本道場・瀧安寺(箕面寺)などの古刹も見られる。また、滝へ行く途中の道にある昆虫館も有名。1万点近くの昆虫の標本に加えて、大温室・放蝶園には約30種200匹以上の蝶が飛び交い、四季を通じてその生態が観察できる。

瀧安寺

営業:9:00〜17:00 休業:拝観自由

「箕面寺秘密縁起」によると、孝徳天皇の白雉元年(650年)、役行者が箕面の滝で修行中、龍樹菩薩より法を授けられ、滝の下で不動明王と弁財天の像を刻んで堂宇に安置したと伝えられ、古くは箕面寺と呼ばれた。本尊の弁財天は竹生島、江の島、宮島のものと共に日本四弁財天のひとつ。約400年前に「箕面の福富」を発行したことから、宝くじ発祥の寺としても知られる。当時は正月七日に、大きな富箱のなかにある札を僧侶が長い錐で突いて引き、当選者に護符を授与したようだ。その様子は「摂津名所図絵」にも描かれている。山岳修験道の根本道場でもあり、7月には全国から山伏が集まって古式に乗っ取った大護摩供が行われる。

勝尾寺

営業:平日8:00〜17:00土曜8:00〜17:30日曜8:00〜18:00

仏法の祈願力には時の朝廷の権力も及ばないといわれたことから、王に勝つ寺「勝王寺」と号された。後に王の字を尾に控え、以来「勝尾寺」と号す。各時代の覇者が勝ち運を祈り、勝ち運信仰の歴史を辿っている。

槙尾山施福寺

和泉市の槙尾山(標高600メートル)の山頂手前(標高485メートル付近)にある古寺。約1450年前、欽明天皇の勅願により、行満上人によって開かれたとされる。修験道の開祖・役行者が、書写した法華経を葛城の峰々に安置し、最後の巻尾をこの地の如法峯に納めたことから「巻(まき)の尾(お)」と呼ばれ、これが山号の槙尾に変化したという。行基や空海もこの山で修行を積んだと伝えられ、往時は約3000人の僧を抱える大寺だったが、天正9年(1581)に焼失。その後、豊臣秀頼によって再興された。本尊の十一面千手千眼観世音菩薩像は毎年5月15日に開扉される。山麓からの参道は観音八丁と呼ばれる厳しい道のりだが、2005年12月より、ふもとの「槙尾中学校前」から小型バスが運行。日祝日は7往復、土曜と平日は4往復している。終点の「槙尾山」下車、徒歩30分。

旅行情報