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芭蕉の句碑(南御堂)

営業:9:00〜17:00(平日)

南御堂の境内に建てられた句碑。元禄7年(1694)10月、松尾芭蕉はその人生最後の旅路となった大阪で、体調を崩し、南御堂のそばにあったとされる花屋仁左衛門の貸座敷にて、51年の生涯に幕を下ろした。目前に迫る死を感じつつ「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」と詠んだ数日後のことだったとされている。南御堂の句碑の傍らには「芭蕉の木」が植えられ、夏場は大きな葉に碑が覆われている。また、南御堂の面している大通り、御堂筋を挟んだ向かい側の緑地帯には「芭蕉終焉の地」と刻まれた碑も建てられている。車の往来が激しいため、近寄るには注意が必要。

人形の天明館・紅月作本舗

定休日:年末年始、5月の土日

1、2月は雛人形、3、4月は五月人形、5〜9月は花火、10〜12月はクリスマスグッズと、季節に応じた旬の商品を展開する。雛人形や五月人形はオリジナルをメインに、より本物志向の強い商品をラインナップ。知識豊富なスタッフの適切なアドバイスが心強い限りだ。また、人気の花火は品数や種類が超豊富。しかも安いとあって、遠くは北海道や九州から訪れる常連さんもいるとか。紅月作本舗の左右に2店、通りの向かい南側に1店の全4店舗がある。

大阪ガスビル

地下鉄淀屋橋駅から南へ徒歩5分、御堂筋に面した角地に白と黒のコントラストが美しい通称・ガスビルが建つ。昭和8年(1933)オープン。設計者は「大阪倶楽部」や「高麗橋野村ビル」などを手がけたことでも知られる安井武雄氏(1884〜1955)。8階にあるガスビル食堂は、ビル開業と同時にオープンし、いまも営業を続ける名物レストランだ。東京の帝国ホテルからシェフを招いての欧風料理は、当時の庶民の憧れの的だった。特製ガスビルカレーやハヤシライスなど、昔ながらのお馴染みメニューも健在。ビル1階にはガス器具展示場やホール、最新のガス調理器具を使った料理講習室などもある。建物は平成15年(2003)、登録有形文化財となった。

坐摩神社

営業:7:30〜17:00 休業:無休

久太郎町4丁目渡辺に鎮座、「ざまさん」の名で親しまれ、昔から住居守護、旅行安全、安産の神として信仰されている。創建は、神功皇后が遠海から帰還した時、淀川河口の地に坐摩神を祀ったのが始まりとされる。一方、『延喜式』によると、天正11年(1583)、豊臣秀吉が大坂城を築くために、天満橋付近の渡辺橋の南詰にあった、摂津国西成郡(にしなりぐん)の氏神だった社を、地名とともに現在の地に移したと記されている。以降は、物売りや見世物などで賑わい、それをきっかけに周辺に古手屋、陶器問屋が集まるようになったそうだ。境内には、陶器神社があり、毎年7月23日には陶器祭が催される。

水間寺

営業:境内自由本堂は7:30〜16:00

天平年間(729〜749)、聖武天皇の勅願により行基が開基したと伝えられる。寺号は、葛城山から流れてくる近木川と、その支流の秬谷川が合流する地形(水間)に由来する。最盛期には七堂と僧坊百三十余を有する大伽藍を誇った。天正13年(1585)、豊臣秀吉の兵火で焼失し、現在の本堂は文化8年(1811)に再建されたもの。本尊は「厄除の観音さま」として信仰が厚い。開山以来行なわれている伝統行事「千本搗(つき)」は、長い棒を持った人々が臼を囲んで餅をつくという行事。行基が十六人の童子(観音の化身)に誘われて観音像を授けられ、聖武天皇、光明天皇の行幸の折、歌に合わせて棒で餅をつき、本尊に供えたことが始まりといわれている。

大阪市立美術館

営業:9:30〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

昭和11年(1936)、天王寺公園の一角に開館した美術館。もとは住友家の庭園つきの本邸だったが、美術館建設を目的に大阪市に寄贈された経緯がある。館内は設立当初の本館と、後に新設した地下展覧会室と合わせて、地上3階・地下2階からなり、本館陳列室では特別展覧会や常設展示を開催している。常設展示では、日本、中国の絵画・彫刻・工芸など約8000件を超える収蔵品と、社寺などから寄託された作品を随時陳列しており、なかには国宝や重要文化財に指定された作品も多い。また地下展覧会室では、常時様々な美術団体が主催する展覧会を開催しているほか、本館地下には美術研究所もあり、素描、絵画、彫塑の実技研究を行っている。近年では、美術史ゼミナールや学芸員によるギャラリートーク、小中学生を対象にした専門家からの美術の実技指導も行っている。

南海高師浜線高師浜駅

南海鉄道本線の羽衣駅を出て、ゆるやかにカーブしながら海へと向かう高師浜線。1.5kmを走るこの支線の終点駅が、高師浜駅(たかしはまえき)だ。駅舎は、大正8年(1919)に開通したこの支線とともに竣工され、モダンなデザインが自慢。設計・施工者は不詳だが、入口の上部にはめ込まれた海に鳥が舞う様子を描いたステンドグラスは、かつて名勝・高師浜の風景を詠った和歌からのものだとか。昭和45年(1970)、高師浜線の高架化とともに解体されそうになったが、地元の熱意により駅舎部分は残され、現在も利用されている。周辺は昭和30年代まで西日本有数のリゾート地として栄えた場所だ。いまは閑静な住宅地を、細い路地に沿ってのんびり歩いてみよう。

五社神社

五社神社は奈良時代の724年(神亀元年)、行基が多羅山若王寺を創建し、その鎮守社として建立された。境内に6世紀〜7世紀の上円下方墳である鉢塚古墳がある。その両袖形横穴式石室は奥行き15メートル、全て花崗岩の巨石を用い、その構造規模は府下三大石室の随一といわれ、また全国的にも最大級のものといわれている。この古墳の被葬者が、誰であったのかは不明であるが、おそらく当時この地方を支配していた豪族の墳墓であるとみられている。鉢塚古墳は、現在、府指定の史跡となっている。

家造祖神社

営業:9:00〜17:00

家造祖神社(やつくりみおやじんじゃ)は、生國魂神社(いくたまじんじゃ)の境内にある8つの末社のうちのひとつ。祭神は手置帆負(てきほいの)神、彦狭知(ひこさち)神で、ともに建築業の祖神として土木建設業界の信仰を集め、毎年4月11日には業界多数の参列のもとに例祭が行われる。

天保山公園

営業:入園自由 定休日:特になし

標高4.5mの日本一低い山として有名な天保山。山頂そのものは園内に埋もれる形になっているが、「天保山山頂」の標識がちゃんとある。すぐ隣には明治天皇が明治元年、天保山で新政府の軍艦を観艦したという記念碑「明治天皇観艦之所碑」も建てられている。天保山ハーバービレッジに近いところに位置し、隠れた花見の名所としても注目されている。

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