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蟻通神社

営業:境内自由

昔々、唐の国の大帝が、日本をかすめ取ろうと難題を仕掛けてきました。難題というのは「曲がった穴に糸を通す」ことで、その解決に「蟻」が使われたことから、「蟻通神社」と名付けられたという。ちなみに、蟻を使った解決法とは…。一方の穴に蜜を塗り、もう一方の穴から糸を付けた蟻を入れる。すると、蜜のにおいにひかれた蟻が反対の穴にたどり着くことによって糸が通る、という方法である。この知恵のおかげで、国が救われたのだ。

奈加美神社

本殿は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で、正面は千鳥・軒唐破風(のきからはふ)を飾り、精緻な彫刻や豊潤な極彩色が全面に施され、華麗であると同時に、正面部の頭貫(かしらぬき)を省略するなど、建築技法にも独創性が見られる。これら施工のすべてが地元の大工、葺師、塗師、彫師たちの手によったことが棟札から伺われる。境内には資料館があり、古い棟札や石燈籠、模型船などが陳列されている。

意賀美神社

JR阪和線から南東に2km、樫井川に掛かる赤い欄干の意賀美橋を渡ったところにある意賀美神社(おがみ)。祭神の高おかみは、雨を司る神で、古くから「雨の神さま」「武塔の天神」と呼ばれ、樫井川流域の農民の水源神として大切に祀られてきた。嘉吉2年(1442)に建立された本殿は、一間社春日造・檜皮葺きで、正面の軒に、唐破風をつけた珍しい様式。かえる股や木鼻といわれる様々な彫刻が施され、あざやかな彩色で、室町時代の特色が感じられる。春日造としては大阪府下最古のもので、重要文化財に指定されている。

茅渟宮跡

日本書紀によると、この宮殿は5世紀頃の允恭天皇(いんぎょうてんのう)が皇后の妹姫にあたる「弟姫」と呼ぶ姫のために造らせた宮殿であるという。姫は生まれつき容色が優れて美しく、その輝きが衣服を通して見えたので「衣通郎姫(そとおしのいらつめ)」と称されていた。そして天皇はこの姫をたいそう愛していたそうである。現在、この宮跡は有志の人々により保存会が結成され、その由緒ある史跡の管理にあたっている。公園内にあるこの石碑には、きれいな花が供えられており、姫が詠んだ歌の碑も立てられている。

旧向井家住宅

営業:10:00〜16:00(見学事前申込制) 定休日:毎週月〜水曜日(ただし祝日は開館)・祝日の翌日・12月1日〜翌年の2月末日

大きな萱葺き屋根を持つ旧向井家住宅は以前上之郷机場にあったが、関西新空港連絡道路の建設により現在の土丸に移築した。増築された部分は撤去し建築当初の姿に修復した。泉南地方の農家の特色がよく表れた民家である。間取りはダイドコを土間に半間突き出す「食い違い」4間取りで、構造は桁行梁を指鴨居の間に梁を入れるところに特色がある。平成5年(1993年)、泉佐野市の指定文化財に登録された。

慈眼院

営業:8:00〜17:00

天武2年(673)、天武天皇の勅願寺として、覚豪阿闍梨によって創建された泉州で最も古い寺。天平年間(729〜749)、寺領に1千石が加えられ、聖武天皇の勅願寺となった。弘仁6年(834)からの2年間には、宗祖弘法大師により、多宝塔、金堂の造営など一山が整備された。文和2年(1353)、南北朝の戦火で炎上した後、後村上・後亀山の両帝の勅命で再興。天正13年(1585)には豊臣秀吉の兵火により一山のほとんどが炎上したが、慶長7年(1602)に豊臣秀頼が再興。奥之坊・山之坊・明王院・戒躰院・稲之坊・中之坊(現・慈眼院)ほか諸建造物が再建された。境内にある多宝塔は鎌倉時代に建立されたもので、3間2層、全高10メートル余り。我が国最小の優美な塔として国宝に指定されている。鎌倉時代の金堂は平面方3間、屋根・単層本瓦葺きで国指定重要文化財。

八尾市立歴史民俗資料館

営業:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始、展示替等により臨時休館の場合あり

八尾市歴史民俗資料館は、市内文化財を調査研究し、収集・保存を図るとともに、展示などを通して広く公開している施設です。館内のスペースは、年に8回ほど行われる企画展用のスペースと、「八尾の歴史と文化財」に関する資料を、八つのテーマにわけて展示している、常設展示用のスペースに分かれています。1階のロビーには、実際に復元された銅鐸の展示も行われており、銅鐸の復元の様子をわかりやすく紹介しています。さらに2階では、この地域にゆかりのある、河内木綿が出来るまでの工程や、資料、機織機、糸車などを展示し、実際に綿から糸を紡ぐ体験学習が出来るようになっています。

高安城倉庫址礎石群

奈良との県境にある、標高488mの高安山山頂付近には、かつて大和朝廷が築いた山城・高安城があった。これは、663年の白村江の戦いで敗れた大和朝廷が唐と新羅の連合軍の来襲に備え、天智6年(667)に建てられたもの。日本書記には、高安城は当時の日本の中枢であった大和の地を守る需要な砦だったと記されている。幸い大陸からの侵略はなく、大宝元年(701)に廃城となった。以後1300年の間、城の位置や規模を証明するものは無く、「幻の城」となっている。1978年に奈良県側の山中で、倉庫跡と見られる礎石群が発見され話題となったが、調査の結果、これは730年頃のものだと判明。城の謎はまだ解明されていない。

コンペイトウミュージアムやお

営業:9:00〜17:00月〜金(工場見学可能) 休業:土・日・祝(但し、事前予約で土日祝も体験可能)

コンペイトウの手作り体験や、カルメラ工房、シュガーアート教室など子供から大人までコンペイトウに関する文化や歴史を楽しみながら学ぶことができる体験型ミュージアム。

見山の郷

営業:12〜2月9:00〜15:003〜11月9:00〜17:00※7〜11月の土日祝は8:00〜17:00 休業:火曜日(祝日の場合は翌日休み)

茨木市の最高峰、標高510mの竜王山の麓に広がる見山地区。昔ながらの田園風景に抱かれたこの地に、平成14年10月にオープン、おいしい空気と水に育まれた新鮮な野菜やお米、生花、工芸品などを販売しているのが見山の郷だ。施設内には、採れたての野菜や山菜でつくられた故郷料理や季節のメニューが楽しめる「茶房みやま」のほか、みそや惣菜、豆腐などの加工作業が見学できる「農産加工室」、かつての水車小屋が再現された「芝生広場」などもあり、里山の食や文化をたっぷりと味わえる。周囲には、夏はカジカやホタル、秋はアマゴ・イワナ釣りが楽しめる竜仙峡や、竜の舞う姿を思わせる落差15mの竜仙の滝、のどかな棚田の風景が残る銭原の集落などもある。

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